子牛が死ぬという事

未分類

私は農業を営んでいます。

 

農業といってもいろいろありますが私の場合は畜産農家で、

黒毛和牛の繁殖農家をやっています。

※最近は片手間で動画編集のお仕事もしています。

 

母親牛を飼育して子牛を産ませ、その子牛を十カ月ほど育てて子牛市場で販売するのが仕事です。

子牛を売ったお金で生計を立てているという事ですね。

 

子牛は人間と同じで生まれたばかりの頃は身体が弱く、

すこし体調を崩したまま放ってしまうとそのまま衰弱して死んでしまう事もあります。

 

お産の時も人間のように産婦人科でお医者さんに診てもらいながら出産という訳にはいかないので、

難産や逆子そのまま分娩できない状況などは私たち農家が気付かないとそのままお腹から出てこれずに中で死んでしまう事もあります。

 

下手をしたらそのまま母牛も一緒に死んでしまいます。

 

私もこれまでに何度か子牛を死なせてしまいました。

子牛を売ったお金で生活している訳ですから、

もちろん経済的なダメージも大きいのですが私の場合は何よりも精神的なダメージが大きいです。

 

もっと気を付けていれば助けられたんじゃないか、もっと何かできる事があったんじゃないかと申し訳なさと悲しさと悔しさで頭がいっぱいになります。

 

こんな想いは二度としたくないと原因を追及して改善を図るのですが、やはり事故は起きる時は起きてしまいますね。

 

もう牛飼いなんて辞めたいと思ったり自分には無理かもしれないと挫けそうになってしまうのは仕事が忙しかったり大変な時ではなくこういう時だったりします。

 

でも時間は待ってくれません。

次から次へと子牛はどんどん生まれてきます。

そしてこの仕事は子牛が生まれた時が一番嬉しい瞬間。

 

だからこそ無事に生まれてきてくれた子牛、お産を乗り越えてしっかり子育てしてくれる親牛には感謝と愛情をたっぷり注いで育てていこうと決めております。

 

十年二十年後もこの気持ちを忘れずに牛飼いをしていられたらいいなと思った夜でした。

また、ついでに動画編集のお仕事をしながら、生きていこうかと思います。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました